2017/02/10

GPD Pocketの最新スペック・価格・スケジュール


春節に入ったこともあり、あまり音沙汰が無かったGPD Pocket情報ですが、先日(2/8)に4gamerで記事になり、そこで詳細なスペッククラウドファンディングのスケジュールなどが載ってました。
5.5インチ級の超小型ゲームPCで名を馳せたGPDが,7インチ級の新型PC「GPD Pocket」を予告。2月15日にIndiegogoでキャンペーンを開始
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20170208107/

それに前後して、というか気付かなかったのでもっと前かも知れませんが公式サイトの方も更新があり、改めてスペックが確認できる感じになっています。
GPD Pocket indiegogo crowdfunding special
http://www.gpd.hk/news.asp?id=1520&selectclassid=002001


未確認情報が確定情報に


しばらく更新サボってた言い訳みたいなものですが。

今回の情報が出る前から、サイズ・重量に関する情報自体は出回っていたんですよね。ただ、それはGPDと直接やり取りしている個人ブログでの情報だったり、信用の置けない代行屋のサイトに載ってる情報だったりしたので、あえて触れないことにしてました。

後者はともかく、前者=個人ブログについては信頼できない情報という意味ではなく、他所様の個人ブログネタをここの個人ブログに引用するのは又聞きにもほどがあってちょっと違うなと。

というわけで半分くらいは「新情報!」というより巷で出回ってた情報の再確認ですね。

ちなみに自分はGPDに色々教えてメールを出したのがワンテンポ遅く返信無いまま春節に突入しましたw


スケジュール・価格


一番興味の無いところから片付けましょうかw

スケジュールについては、Indiegogoでのクラウドファンディングが2/15開始とアナウンスされています(4gamerの記事および本家トップにて)。「いつ始まるか」より「いつ届くか」の方が重要なのであまり重要な話ではないですねw

価格の方は「Indiegogo price $399, Retail price $599」となっています。まあ例によってRetail priceはあってないようなものですが、Indiegogoに関してはGPD WIN + $100という感じ。やっす。$999でも買ってる自分にとってはこれまた大きな問題ではなく・・・


サイズ・重量


UMPCオタクにとってとても大事な大きさと重さ、サイズは180x106x18.5mm。思ってた以上に小さい!

LOOX Uの最終モデル、U/G90が204x106.5x23.8mmなので、同じ奥行きで幅は2cm短く、5mm薄い!U/G90は5.6インチ液晶であることを考えると驚異的。

逆に考えると「U/G90よりキーボード小さいのか〜」とも言えますが・・・自分が持っている、GPD Pocketと同サイズ液晶のタブレットであるAQUOS Pad SH-08Eが190x107x9.9mmなので、これ2枚重ねたより薄く、小さい。

重量は、一時期GPD WINと同等の365gという噂もありましたが480g。ぶっ飛んだ小ささと比べるとこちらは可もなく不可もなく。U/G90が495gなので、結構ずっしり感はありそう。まあメタルボディだから当然ですね。

重量に関しては思うところがあって、365gって噂を聞いたとき「マズい」って思ったんですよね。これ実現できないんじゃないかと。GPD WINを液晶大きくしてメタルボディにして、あとはゲームパッド外しただけで同じ重量になるわけがないですよね。

GPD WINに出資したとき、決め手の一つが「このスペックなら作れる、頓挫しないはず」というものがあったので、非現実的なこの365gという数字はとても危惧していました。

今回、480gになることが正式に発表されたので、ガッカリというよりむしろホッとしました。


まぐねしうむ・・・?


しれっと「メタルボディ」とか書いてますが途中までアルミボディって書いてました。

当初「CNC integrated color aluminum process」「The case material is Space Aluminium」とか言ってたはずなんですが、今回は
This pocket laptop adopts pure silver CNC precise all-in-one body made of magnesium and alloy
などと言っておりスペック表にも「CNC precise all-in-one body made of magnesium and alloy」と書いてあります。

とはいえ、比較対象として挙げられているMacBook Airはアルミボディにも関わらずマグネシウム合金製と記載されているので、MacBookとSurfaceの素材を混同(Surfaceは記載通りマグネシウム合金製)した上で「MacBookと同じ素材だよ!」と言ってる開発部門と広報部門の悲しいコミュニケーションミスが起きた結果のような気もします。

まあ誤植にしては3ヶ所くらいマグネシウムって書いてあるので本当にマグネシウム合金かもしれませんが・・・


ディスプレイ


1920x1200!!!!これに尽きます。

初っ端から「もう絶対に16:10で」とのたまい、当初1920x1080という話になっていた時でさえモック画像から測って「GPD Pocketも16:10に思える」とか往生際の悪いことを言っていたのでやった!って感じ。

いやぁ・・・最高じゃないですか縦1200とか・・・これなら150%拡大しても縦800px相当確保できるので「1024x768想定の画面が見切れる」問題とも無縁ですし125%拡大でも1536x960相当の領域を確保できるのですげー使える。

個人的にはもうここが最高のニュース。


冷却



It increases the fan’s driving-power so that the body is always maintained blow 38℃ acceptable for the human body.
と38℃未満を維持するために動的にファンコントールするぜ、と称していますが、そういった点も含め、後からファンをポン付けしたGPD WINよりは最初からファン前提で設計した分内部構造なども気合いが入ってるような気はします。


MicroSDはどこいった?


ちょっと気になったのはスペックからMicroSDの記述が消えていること。eMMCを128GB積んだから十分、って判断かもしれませんが、MicroSDからUbuntuブートとかしたい自分的にはスロット付けてほしいところ。
you can use the Type C Hub to connect many external devices such as network cable,TF card,mouse,keyboard,projector and U disk,etc.
と「MicroSD(TF)はハブ繋げば使えるぜ!」みたいな扱いになっているので書き漏らしたというよりは実際にないのかも。むむむ。


その他


あとはこまごましたことを。

公称駆動時間は12時間。うーん、公称6-8時間のGPD WIN+300mAhでそれは盛ってない?GPD WINはゲーム用途で公称6-8時間なので、GPD Pocketはオフィスアプリケーションのワークロード想定で算出してるんだろうとは思います。

OSに関してはやけにUbuntu推しです。GPD WINでやらかした結果Windowsプリインストールで売れない事態も想定してるんだろうか。Ubuntuネイティブブートできると更に面白いですね。中身がほとんど同じになりそうなGPD WINにも適用できるとなお嬉しい。

あとはZ8700/メモリ4GB/eMMC128GBあたりは既報通りということで。eMMCが高速な5.1かもという話については載ってないですね?

4gamerの記事では「Bluetooth(※バージョン未公開)」となってますが公式では4.1と明記されています。


というわけで


細けぇことはいいんだよとりあえず2/15に出資出資。

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