2016年11月17日木曜日

GPD WINのBIOSアプデ&ライセンス問題?




もう先週くらいの話ですが、Indiegogoの方にGPD WINのドライバ・BIOS等々がGPDによりアップロードされています。

もっとも中国語サイトの方ではもっと前からアップされていたみたいですが、Z8750版にZ8700版BIOSを誤って入れて起動しなくなったとか、そういった微妙な仕様差異で死ぬのが怖かったのでIndiegogo出資組としてはIndiegogo経由で提供されたのは安心できますね。

というわけでBIOSアップデートして諸々、というか不安定な電源周りを確認してみました。

また、別の(そして深刻な)話題としてGPD WINのWindowsライセンスが無効かもしれない、という問題があるみたいです。あまり深追いしてないですがそれについても。



公開されたファイル


まずIndiegogoで公開されたファイルについて、内訳はこんな感じです。
  • GPD WIN firmware・・・プリインストールのOSイメージ
  • GPD WIN WIFI patch・・・WiFiが不安定な問題を解消するパッチ
  • GPD WIN BIOS・・・BIOS(2016/10/25ビルド版)
  • GPD WIN driver・・・各種ドライバ
  • GPD WIN Sampling instructions・・・ハードウェアテストツール?

firmware


OSイメージですが、サイズが大きすぎてアップローダー(MEGA)のクオータに引っかかるのでまだ落としていません。

後述のライセンス問題もあり、これを入れたからといってOEMライセンスが通り再認証不要になるわけでも無いので、実際のところほとんど必要ないと思います。手放す際に出荷時構成に戻したいときくらい?

WIFI patch


GPD WINには5GHzで繋がりにくいという問題があるらしく、それを(多分)解消してくれるパッチ。

中身を見てみたところ、アップデートドライバという形式ではなくWiFiチップ?の不揮発メモリ(NVRAM)に設定を書き込むツールのようです。

CN / AU / JP / USと地域ごとにファイルが用意されてますが、見てみたところ4356r2nvram.txtのccode=XXの部分が違うだけでした。

恐らく、各国の法律により微妙にWiFiの使用バンド幅が違うので、その設定をするためのパッチだと思います。

自分の環境では5GHzでもまったく問題が出ていないので、とりあえず適用していません。

GPD WIN BIOS


電源周りの問題を解消すると噂のBIOSです。こちらは実際に色々と困っていたので適用しました。

まず適用前、


Build Dateが2016/09/29になっています。人によっては2016/10/18らしい?

特に何も考えずupdate_win.batを管理者権限で実行して再起動します。再起動しても帰ってくることはなく、数分待って電源を押しても反応がないんですが、まあこんなものらしく何回か電源押してたら起動しました。


起動後はBuild Dateが2016/10/25になっています。バージョンとかが何も変わってない(変えてない)のが実に雑な感じ。

Restore Defaultsした結果、
  • CステートをC6以下にしないとスリープ中に死ぬ → C7でも死なない
  • 電源接続中に起動できない → 起動できた
  • USB-Cに充電ケーブル以外を挿すとコイル鳴き&ファンが高回転化 → ほぼ改善
  • USB-CでDP出力ができない → かろうじてできる
という感じで、電源周りのトラブルがかなり解消しました。

「電源接続中に起動できない」問題は、元々BIOS設定の「Advanced」→「System Components」→「S5 - Charging Driver」をdisableにすれば解決したらしいのですが、今見たらdisableになっていました。単にデフォルト値が変更された結果改善されたのかもしれないです(以前はRestore Defaultでも改善せず)。

USB-C問題ですが、直った!とは言い切ることができずほぼ直った減った、という感じです。アプデ以前ではMicroUSB変換アダプタを挿しただけでファンがウィンウィン回る惨状でしたが、そういったことはなくなりアプデ時点ではUSBメモリを挿した時に少し回転が上がることがある状態でした。

翌日(今日)確かめたら何を挿してもまったく症状が出なくなったので、もしかすると直ったのかもしれません。

USB-CからのDP出力については、以前はまるで映らなかったものの、今回は起動時に接続していれば映るという結果に。もしかするとBIOSでDP Over TypeCをEnableにした際にTypeC Lane Allocationを4にしたのが良かったのかも?

しかしながら、映りはするものの若干不安定(起動直後に暗転して戻ったりする)なのと起動後に抜き差しすると映らないのとであまり実用的ではないです。このあたりはアダプタとの相性もありそうですが。

今回のメインだったBIOSはこんな感じです。

GPD WIN driver


そのままドライバです。これさえあればクリーンインストールできるはずなので、とりあえず押さえておけば安心ですね。

自分は現状プリインストール版を日本語化した状態で困っていないので特に触っていないです。

GPD WIN Sampling instructions


謎ツールです。出荷前に各入力デバイスなどの動作を確認するためのツール?ユーザーにとっては必要な場面があまり浮かばないです。

まとめ?


とまあ今回アップロードされたファイルはこんな感じです。メーカー製PCと違って、いやメーカー製PCであっても、BIOSだとかドライバだとかは日が経つにつれて入手困難になっていくものなので、当面不要であってもとりあえず落としておくのをオススメします。


ライセンスが不正かも問題


あらまし


さて、最近GPD WIN界隈?を賑わしているのが「ライセンスが不正で認証が通らない」という問題らしいです。

TLで流れてきた情報から推察するに、OEMライセンスではなくMSDNのプロダクトキーを付属して売ったことでMicrosoftに止められたっぽい?

MSDNのプロダクトキーは企業が自社アプリ・サービスなどの検証用にWindows機を用意する際に使用できるものなので、これを市販品に付与して売ったらNGなはず。

恐らく普通にOEMライセンス買うよりMSDNの方が安いわー、でやらかしたんですかね・・・さすが中国製って感じです。

どうなる?


自分のGPD WINは今のところ問題無く使えていますが、そのうちキーがブロックされて使えなくなる、かもしれません。

国内代理店である緑屋電気でもこの問題は認識されているらしく、makuakeで出資した人については何らかの対策がなされるかもしれないです。

Indiegogoは・・・どうでしょうね。さすがに既存ユーザーの認証が全て無効化されたら大騒ぎになるので対策せざるを得ないと思います。既に通してしまっている場合無効化されないようなら、到着が遅くなったmakuake組固有の対応とされるかもしれません。

感想


かなりやばい問題ではあるんですが・・・感覚がおかしいんだと思いますが、正直あまり気にしていないという。最悪無効化された上でGPDから対策がされなかったとしても、まあ自分でライセンス用意して入れればいいんでしょ、程度に思ってしまう。

ライセンス付きとして売ってるわけなのでもしそうなったら完全な詐称になるわけですが、ハード的に不備があるより自分でどうにかできる部分で問題が起こった方が遥かにマシと思ってしまうんですよね。それくらい製品として惚れ込んでいるし、何より現在・そして恐らく未来において代替機が無いので。

まあ手元にWindows 10ライセンスのストックがそれなりにあって、持ち出しゼロで済みそうだからそう思えるのかもしれないですが・・・DSP版買うにしても結構出費痛いですしね。

懸念


実はもっと別の懸念があって、GPD WINが販売停止になるかも?という点です。

今回の件については、流通させてしまった以上DSP版かパッケージ版(高すぎて非現実的)を調達するか、MicrosoftにごめんなさいしてOEM版を供給してもらうしかないわけですが、今後の流通分についてライセンスが供給されるのか?という疑問があります。

何せ一度こんなことをやってしまった以上、流通済みの分はともかく今後販売する分についてMicrosoftがOEMライセンスを供給してくれなくても不思議ではないからです。

下手するとGPD自体がMicrosoftからBANされかねないわけで、128GB版やカラバリ、もしあるとすれば後継製品も欲しいと思っていた自分にとってはそこが一番怖い部分だったりします。

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